スプロケットの歯形
スプロケットの歯形状は、チェーンのエネルギーがスムーズかつ自由に噛み合いに出入りでき、噛み合い時のチェーンリンクの衝撃や接触応力を最小限に抑え、加工が容易である必要があります。一般的に使用されているスプロケット端面歯形を図1に示します。3つの円弧aa、ab、cdと直線bcの3つの部分から構成されており、3円弧線歯形と呼ばれます。歯形は標準的な切削工具で加工されます。スプロケット加工図に端面歯形を描く必要はありません。図面上に「歯形は3RGB1244-85の規定に基づいて製作しています」と記載すれば良いですが、スプロケットの軸方向表面歯形も描画する必要があります。寸法は関連する設計マニュアルを参照してください。